ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

悪さ高じて病院に・・・

2016年。この頃はクッキーの悪さがエスカレートして、扉を開けたり棚のかごを引き出して、中の物をぶちまけるようになっていました。キッチンに入れないようにゲートでもつければ良かったけど、自分の出入りが面倒臭くなるのでしていませんでした。それに、普段から悪さされないようにものすごく気をつけているのだけど、奴はちょっとの隙を突いてくるのです。

 

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食べ物じゃないけどとりあえず出してみる

 

その日は長時間の外出で、夕方帰宅しました。キッチンは異常なし。長い時間お利口にしてたねーと褒めて隣の洗濯室に行くと・・・異変が。

 

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この扉の向こうが洗濯室

床に、かつおだしパックの外袋(アルミコーティング)が転がっていました。それは前の日に買ってきたもので、まだ使わないので洗濯室のカウンター上に仮置きしていたものです。(北向きで気温が低いので、頂きものや予備の食品をとりあえず洗濯室に置く習慣があります。)

 

よくみるとクッキーの歯型つきの穴があり、中は空っぽでした。。。写真を撮っておかなかったのが悔やまれますが、そんな余裕はなかった。

 

買ってきたばかり、未開封のだしパック。10パック入りなのに、どこを探しても1個も見当たらないんです。クッキー、食べちゃったの!?と問い詰めるも、黙ーって澄ましているクッキー。見た感じ普通に元気だし、お腹の膨らみにも異常は感じなかったたけど・・・食べたとしか考えられない。

 

確かにクッキーはかつお節が大好きです。でも、まだ開封していないパック、それもアルミコーティングされているのに。普段入ってこない洗濯室のカウンターの上にあるのを嗅ぎつけたなんて、犬の嗅覚侮れません。そしてかつお節だけなら問題ないけど、かつお節を包んでいる紙パック、あれは食べたらだめでしょう。しかも10パックも。

 

すぐかかりつけの動物病院に行きましたが、処置しきれないとのことで2駅離れた救急病院を紹介されました。動物専門の救急病院で経験を積まれた先生が、新興住宅地に開業された病院です。いかにも動物好きで動物にも好かれそうな、暖かさを発散している先生が対応してくださいました。

 

手術になるのかと思ったけど、診察室から出てきたクッキーの手首の辺りにパッチが貼られていました。それは何か他の病気の薬でしたが、副作用を利用して吐かせるとのこと。(注:お食事中の方はこの先スルーしてください)

 

10分くらい待っている間、クッキーは大人しく元気そうにしていましたが、突然吐き始めました。そうです、どこを探しても出てこなかっただしパックが、次々と…。ちゃんと10個!良かったー!!

 

クッキーは相変わらず元気でけろっとしていましたが、嘔吐による脱水症状の処置 が必要で一晩入院することに。手術にならなくて良かったーと安心し、先生に何度もお礼を言って診察室を出ようとした時、カルテに力強く記された文字が目に飛び込んできました。

 

     かつおだしパック

    食べた

    10パック  

     Vomit 

 

事実を淡々と書かれただけですが、文字になるとなんとも情けない。この日、私は慌てふためいて病院に駆け込んだり、緊張したりホッとしたりと忙しかったのに対し、クッキーは終始冷静でした。。。

 

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