ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

ごほうび

外出から帰ってドアを開けると
尻尾を振って嬉しそうに出迎えてくれるクッキー。

くるくる回りながら飛び跳ねて、
私が靴を脱いで上がると変な体勢で歩き始めるー
身体をUの字(上下逆の)に曲げて、
顔とお尻を同時に私の方に向けながら、
歓びに打ち震えた様子で前進していくのです。
向かう先はおやつの入れ物の前。笑

まるで何年も会っていなかったかのような感動の再会は、
カロリーコントロールのためおやつを辞める時まで、
毎日定番の儀式でした。

「お留守番」と「ごほうび」が結びついて
すっかり定着したと私は思っていたのですが・・・
何年も経ったある時、
クッキーと私達の間に見解の相違があったことが発覚。

その日は私一人が外出し、
クッキーは夫子供と一緒にいたので
お留守番ではなかったのに…
帰ってきた私を感動的に出迎え、
いつものように
逆Uの字になっておやつ入れに誘うクッキー。笑

「クッキー、お留守番じゃないでしょー」と笑いながら
その時、気づきました。
クッキーはどうやら、ごほうびは
「私が帰ってきたらもらえるもの」だと思っていたみたい。
家族で一番家にいる時間が長かった私なので
「お留守番」=「私が帰ってくる」ことが多かったのは確か。
違いを解れ、という方が無理かもしれません。

当たり前のように毎日繰り返されていたこの儀式。
なくなってしまった今、帰ってきた歓びを
あんなにストレートに表現してくれていたなんて、
なんて幸せな日々だったろうと思います。

玄関に来る人がよく見える場所で


待つクッキー

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