ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大好きだったハンバーガーのおもちゃ

写真の日付は2004年4月20日。クッキー2歳のバースデーパーティーに来てくれたヨークシャーテリアのはなちゃんの確かお誕生日だったと思います。はなちゃんのお母さんがお手製のバースデーケーキをクッキーにもお裾分けしてくれました。マッシュポテトやお野…

2歳のバースデーパーティー

日本に来て初めての冬。ホンジュラスは冬でも半袖で過ごせる気候なので、クッキーは初めて冬の寒さを体験することになります。初めて雪を見た時は興奮して何やら喋っているような抑揚の音声を発していました。 外に出るのを嫌がったりはしないけど、冬の室内…

可憐

帰国後の住まいは夫の姉一家であるS家を頼って同じ町内の目と鼻の先に決めました。S家の子供達は息子と歳が近く、生まれた時から仲良くしてもらい何かとお世話になっているファミリーです。そのS家にも仔犬がやってきました♪可憐ちゃんです。クッキーの2歳年…

ケージ

最初はケージに入ろうとしなかったクッキー。でも、犬は本来、暗くて狭い場所が好きらしく、一旦入ったらすぐに居場所として定着しました。初めてケージに入った時の話→帰国準備留守番中はケージに入れていなかったので帰宅すると必ず、尻尾を振って玄関まで…

ピアノ

クッキーが歌を歌うのは生演奏のピアノが聞こえた時だけ。曲は何でもよく、上手下手も関係なく、例えピアニストの素晴らしい演奏を大音量で流しても、CDには全く反応しないのです。ある日、思い立ってピアノを弾かせてみました。。ピアノの椅子に誘導すると…

歌う犬

係留期間が無事終わり、やっと家族一緒の生活が始まりました。日本に来てクッキーの身に起こった変化といえば、被毛が長く伸びたこと。ホンジュラスに居た時はつるつるの短毛だったのがいつの間にか、ちょっとカールした金髪のロングヘア―みたいになっていま…

飛行機で、隣が犬だった話

国際線で一度だけ隣の乗客が犬、という状況に出くわしたことがあります。その時私は一人で一時帰国を終え、赴任先に戻る途中、アメリカのダラスーマイアミ間のフライトでした。客室に乗ってもいい犬はケージを足下に置ける小型犬か、盲導犬などの使役犬と決…

面会

長旅の果てに成田空港で再会したのも束の間、検疫のため、2週間係留されるクッキー。数日後、クッキーの様子を記したレポートが送られてきました。それによると元気にしているようでしたが、同封された写真を見てそのやつれ様にびっくり‥・。悲痛な表情に胸が…

日本への入国・・・試練その2

予定時刻を8時間遅れてロスアンゼルスを出発したクッキーと私達。ホンジュラス生まれのクッキーが日本へ入国するために必要な事が もう一つありました。長い飛行時間を利用するつもりで最後までとっておいたその作業とは、スペイン語で書かれた証明書の和訳…

太平洋の横断…試練その1

アメリカの獣医さんからも無事健康証明をもらい、日本入国に必要な書類が全部揃ったところで2003年8月3日、いよいよロスアンゼルスから成田に向けて出発。飛行時間は約12時間。待ち時間を入れると約14時間、クッキーはケージから出ることが出来ません。夏は…

アメリカでの3日間

ホンジュラスから日本への直行便はなく、アメリカのどこかで乗り継がなくてはなりません。私達はロスアンゼルに立ち寄りました。当時の日本は犬が経由地に一瞬でも入国したらその国の獣医師からも健康証明書を取らないと入国できなかったので、ロスでも動物…