ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

家族との関わり

我が家は一般的な家庭と比べると、家族揃って過ごす時間が格段に少ない家でした。夫が単身赴任や出張でしょっちゅう居なくなったし、子供は寮生活、夫婦は海外という時期もあり、クッキーは可憐ちゃんのお家でお世話になっていました。

 

それでもクッキーは私達3人を家族と認識して、各人と少しずつ異なる関わりを持ってくれていたと思います。夫は一番一緒にいる時間が少なかったけど、家長として一目置いていたし、幼い頃からずっと一緒に寝ていた息子は一番立場の近い仲間として、特別な存在だったようです。

 

最後の約6年間、息子は進学のため東京で暮らしていたのですが、たまに帰って来ると必ず一緒に寝ていました。迎えた時大喜びするのはもちろんだけど、息子が東京に戻った次の朝の行動が印象的でした。毎回必ず、起きると一番に息子の部屋に探しに行っていたのです。思い出すとちょっと切なく、でも心温まる姿でした。

 

息子が撮った写真には、家族の誰にも見せた事がないとびきりの笑顔がいっぱい写っていました。このブログのトップ画像も、息子と久しぶりに散歩した時のもののようです。亡くなってすぐ、家族から写真を集めた時に見つけてとても気に入り、すぐさま飾りました。フレームはクッキーの故郷、ホンジュラスの工芸品。骨や小屋、ボールなど、犬に関するモチーフがあしらわれ、犬の写真を入れてくださいと言わんばかりのフレームです。帰国の時、クッキーの写真を入れようと求めたものですが、本人が目の前に居た時は写真の必要性を全く感じず、ずっとしまいこんでいました。

 

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これもお気に入りの1枚。行きたくない方に連れて行こうとすると、こんな表情でよく踏ん張っていました。

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