ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

太平洋の横断…試練その1

アメリカの獣医さんからも無事健康証明をもらい、
日本入国に必要な書類が全部揃ったところで
2003年8月3日、
いよいよロスアンゼルスから成田に向けて出発。

飛行時間は約12時間。
待ち時間を入れると約14時間、
クッキーはケージから出ることが出来ません。
夏は動物の輸送を一時的に
受け入れていない航空会社もあるくらいで、
待ち時間と飛行中の環境の変化に
適切に対応してくれるのか、、など
不安要素はいくらでもあります。

でも、もう後戻りはできない。
ホンジュラスを発った時と同じように
ごはんやトイレを済ませ、鎮静剤を飲ませて
クッキーを預けました。
成田まで元気で到着してくれることを
祈るしかありません。

注:我々の利用した航空会社ではありません


一刻も早く成田に着いて
元気なクッキーに再会したい・・・・
そんな私達を待っていたのは
非情にも、出発遅延という試練でした。

機体整備のため出発が遅れるとのことで
ボーディングブリッジを目の前に、
待つこと1時間、2時間、3時間・・・

そのうちミールクーポンが配られーー
これは、お待たせしちゃってお腹も空くだろうから
ご飯でも食べててね、という
航空会社からの心づけですが、
犬はどうなってる?
ご飯はともかく、お水もらえてるのだろうか。。
今いる場所はちゃんとエアコンがかかっているのか。。

心配の余り、その頃はなかった言葉だけど、私は
今でいう「モンスタークレーマー」と化し
地上スタッフを何度もつかまえては
クッキーの様子を見てくれるよう、頼みました。

結局、飛行機が飛び立ったのは
予定より遅れに遅れた8時間後。
こんなに遅れた経験は後にも先にもありません。
よりによってクッキーが一緒の時に‥(泣)

待ちくたびれたのと心配で疲労困憊の出発でしたが、
ともあれ着陸へのカウントダウンは始まった。
成田に到着するまで元気でいてくれ。
あとちょっとがんばれ、クッキー!




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