ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと家族の記録

クッキーと過ごした日々の出来事と、悲しくも幸せな別れとなった最後の10日間の記録です。

クッキー飛行機に乗る

2003年8月、
いよいよホンジュラスを離れる時がやってきました。

夫は次の任地での仕事が始まっていたため
私一人で子供と犬を連れ
大きなトランク4つとケージを持っての帰国です。

クッキークラスの中型犬(当時14㎏)が飛行機に乗る時、
人間と一緒に客席に乗ることはできません。
でも貨物と一緒というわけではなく
与圧室といって、気温と気圧が調整されている部屋に
ケージごと入れられます。

ジェット機の大きな音や揺れに恐怖を感じ無くて済むよう、
動物病院で鎮静剤をもらって飲ませました。
それでも、色々調べていたら
与圧室の調整が上手くいかなかった事故もある
などと書かれていて、心配でたまりませんでした。




搭乗手続きをして、荷物と一緒に運ばれていくクッキー。
これから何が起こるのか・・・
私達に向けたまなざしから
不安が鋭く発散されていて心が痛むけど、
日本で一緒に暮らすために、しばらくの辛抱だ。
頑張れクッキー。

これからのフライトは、
ホンジュラステグシガルパを出発して
隣国のサン・サルバドルを経由し、
米国ロス・アンゼルスまで約4時間。
後に控える日本へのフライトに比べたら楽勝楽勝。



飛行機は遅れや大きな揺れもなく
無事、ロスアンゼルスで再会出来ました。

空港でタクシーを待つ。
アメリカでは、犬も普通にタクシーに乗れました。

島国の日本と違い、
アメリカでは犬の入国にも
大した手続きは要らなかったと記憶しています。

が、
荷物にドッグフードを入れていたので
没収されてしまいました。
肉製品の持ち込みが禁止されているとのこと。

あーぁ、クッキーのごはん・・・

お腹を空かしているはずなので
空港を出たらすぐさまフードを買いに行きました。


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